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法政大学非公認サークル
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マッチ売りの少女実験

[理念]
 筑波大学で子供支援について研究する徳田克己教授らのグループが東京都や愛知県などの幼稚園児を対象に子供童話・昔話とのかかわりを調査した結果、絵本の所有率の高かった桃太郎を20年前の調査では兄姉のいない5,6歳児の97%が持っていたが、現在は55%とほぼ半減していた。ほかの絵本の所有率も浦島太郎が94%から38%に、舌切りすずめも85%から20%と軒並み減少している。親が絵本を読んだり話したりした経験もかつて桃太郎は97%であったのが73%に、かぐや姫にいたっては90%から32%と大幅に減少している。

 昨今では、経済的な問題や女性の高学歴化等で結婚をしても共働きをする家庭が増えている。そうして深刻化する少子化を食い止めるため政府は子作りを推進させている。しかし行政の子育て支援は実際問題行き届いているとは言い難く、子供を産んでも親が育児に専念できる環境が整っていないため、現代では以前のように読み聞かせをする等の余裕を持ちにくいようだ。 
 物語は善悪の判断、想像力や価値観を健全に育成する効果が高いとされる。絵本の場合、文字の読めない年齢の子供は一人で読むことができないため、読み聞かせをしてもらわなければ物語に触れることが難しい。物語は次世代に語られなければ途絶えてしまう。家事と仕事の両立で読み聞かせるゆとりがない多忙な親が多い現代では絵本という活字のツールは物語を伝える媒体としては不適切だ。教育の効果が高いにもかかわらず、このまま廃れていってしまうのは大変惜しいことである。
 読み聞かせをする時間がないのであれば、物語側から読者にアプローチをするしかない。そこで、街中で物語の登場人物になることで物語の伝承を図る。このとき物語の一部を現代に沿ったものに変更することでより物語を身近な存在にさせることを狙う。

[実験方法] 
実際にマッチ売りの少女になり、マッチを売る。




あるところに まずしくて かわいそうな 少女が いました

少女の家は くつさえ買うことができないくらい びんぼうでしたが
持ち前の いしきの高さで フジテレビや 電通に 入社できるように
いっしょうけんめい しゅうしょく活動を しました

しかし 少女は 金だけでなく 資格も 男も 学歴も ないため
路上で マッチを売る 最底辺な 仕事しか 内定を もらえませんでした



P1000307.JPG

 
…というわけでマッチ(近藤真彦)を売ることに


P1000308.JPG



極寒の2月 靴を買う金が無いため 裸足で マッチを 売る
金持ちの街 表参道にて マッチでひと儲けを狙う

少女の全財産は マッチに化けたのであった


P1000284.JPG

…しかし世間は厳しかった
足をとめてくれる人はおらず ただ冷たい雨と冷たい視線を浴び続けるだけ


P1000319.JPG

気の弱そうなおじさんに売りつけようとするも失敗。

P1000448.JPG

おばあさん2人組が登場。
靴を買うお金がないといってマッチを売りつけようとすると
「アナタガ不幸ナノハキチント富ノ分配ガサレテイナイカラ」
と日本政府への 怒りを 示し始める
「私ニモ富ガアレバアゲルンダケドネ」とはぐらかされ
「悪ヲ切レーーーーーー!!」と決め台詞を吐いて去って行った


P1000503.JPG

結局マッチは4つしか売れず 大赤字 
朝から晩まで裸足で立ちっぱなしのため 足が紫に変色した
このままでは帰れないため せめて靴だけでも手に入れたい
なけなしの全財産である 売上金2000円を握りしめ 近くの靴屋さんへ 


P1000511.JPG
 

しかし東京の靴は 高かった

スニーカーでも1万5000円 まったく手に届かず
靴屋なのに日本で今一番靴を必要としている人間が手に入らないという皮肉な結果に

手元に残ったのは大量のマッチの在庫のみ
暖をとるためマッチを擦ってみる


before
IMGP2677.JPG


after
IMGP2687.JPG

擦り終えたマッチ。
どことなく悲しそうだ。




そういえば絵本では マッチが 燃えている間は
あたたかいストーブ や おいしそうなチキン が出現していたっけ…と思いだし
マッチを燃やしてみる

すると・・・




IMGP2693.JPG















IMGP2707.JPG

マッチはただの 燃えかす に なった


実験結果
マッチ売りは 儲からない
マッチを擦っても 光を放つおばあちゃんなんか現れない



END

 

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