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法政大学非公認サークル
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<実験理念>
 日本が世界に誇る文化の1つに温泉がある。日本の温泉の歴史は古いもので縄文時代中期には存在していた事が確認されており、温泉自体の種類や湯水に含まれる成分、効能が豊富な面も人気の理由である。日本だけでなく海外にも温泉は存在するが、主に遊泳や飲泉として利用する事が多かった。しかし今日では日本文化の流行などが相俟って、一般的な日本の温泉利用法である入浴を目的としての利用が世界各地で拡がっている部分もみられる。
 そんな温泉大国である日本だが、主な利用法である入浴以外にも様々な用途で温泉を活用している。例を挙げると温泉成分の不溶性沈殿物質を入浴剤の用途として利用する湯の花や、温泉の蒸気熱と地獄釜を用いて魚や野菜を蒸す地獄蒸しなどがある。最も高名なものの中に温泉卵があるが、これは亜流の語義で波及してしまっている。
 元々の温泉卵とはその名の通り温泉の湯水を利用して茹でた卵をさし、温泉の湯温が黄身の凝固温度より卵白の凝固温度が低かったことから、半熟卵とは逆の卵黄よりも卵白が柔らかい口当たりの良い卵が出来た事に由来する。その上、完熟のものでも温泉の湯水を利用して作ったものであれば温泉卵となる。しかし、それがいつしか温泉の湯水も利用せず人為的手段や器具を用いて上記のものに似せた姿形を持つものを温泉卵と称するようになり、定着してしまったのである。熟考すれば物品が名称を呈していない事に違和感を覚えるのは当然である。しかしこのような趨勢が生じた所以は本来の温泉卵の旨さゆえである。本来の温泉卵を入手するには亜流のそれを入手するより手間も費用もかかる事は火を見るより明らかである。本物に近い風味を味わう事ができる亜流の温泉卵が本来のそれよりも語意において広く波及した理由も理解できる。だが、このままでは本来の温泉卵の語意が消失するまでとは言わずとも、亜流での意味が本義と誤認識されるようになったり、語源をおざなりにするようになったりする危険性がある。
 そこで我々は温泉卵を自力で調理し食す事でその本義の再確認を試みる。その際最大限にその魅力を味わうために、「にっぽんの温泉100選」上位の温泉の湯水を用いて行う事とする。



というわけで3つのお湯すべてに漬けた温泉卵をつくって食べてみた。

まずは群馬県の草津温泉


この時はまだなめてた。適当にいれときゃできるだろと思ってた。



足湯で卵つかってサッカーしたり



いっしょに入っていちゃいちゃしたり・・・


実験であることを忘れ適当に放置した結果


ぜんっぜん食いたくない。化け物ができた。

気を取り直して鹿児島県の指宿温泉
地熱のおかげで波打ち際から80度近い熱湯が噴き出る海岸にて作成。



地元のおっちゃんのいうとおり30分放置した結果



衝撃の美味。生きててよかった。

ついにこの日がやってきた、ラスト北海道の登別温泉

観光客をしり目に台風通過後のドロドロ山道を駆け抜けること1時間。
毎分何tもの量の熱湯を放出する奥の湯に到着!



最強の温泉卵を作るべく草津の湯・指宿の湯を経た若干匂う特別なゆで卵をイン!

熱気で手が焦げそう・・・耐えること30分


ついに完成!



まずそうな薄黄色い黄身の色、ドギツい腐敗・・・いや、日本一の香りを醸すonly one egg.
1か月の常温保存を経て君臨。

さっそく実食
































北海道から東京への帰路の間、嘔吐5回以上。
下痢は1週間とまらず。

日本一の称号を持っていない私には早すぎた卵であった。
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