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法政大学非公認サークル
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 【実験理念】

 明治期以降、前期近代の日本の教育は一斉授業・一斉指導に代表される集団主義的色彩の濃いものであった。これは戦前にあっては富国強兵政策の下、天皇中心の国家体制の中で規律ある合理主義的行動のとれる兵士や工場労働者の育成を目指していたものであり、戦後にあっては戦後復興・アメリカに追いつけ追い越せというキャッチアップポリシーの下、効率的に安定した都市労働者を育成していくものであった。これは全ての人が物質的豊かさとイコールで結ばれた幸福という一つの目標に統合されていた為であった。その結果画一化された評価によって人間が序列化され、学級崩壊や落ちこぼれといった様々な教育問題が顕在化した。

 この問題が顕在化するのと時をほぼ同じくして、物質的豊かさの達成された日本では、価値観の多様化が唱えられ始め、教育においても「個性」や「自主自立」といった言葉が重視され始めた。学習指導要領では、自ら学ぶ力を育成する為に「総合的な学習の時間」が導入され、入試においては個性を評価する為に「自己推薦入試」や「AO入試」といったものを導入する学校が増えた。この教育に呼応するように、若者の間では個性的ファッションをする者がもてはやされたり、他人と違うことを是とする風潮が生まれた。

 しかしながら、教育現場では個性尊重を謳うとき、「他者と違う」ということや、顕在化したもののみを個性と評価してしまった。これは他者に依存した個性と言ってよい。また、「社会に利益を及ぼす能力」のみを個性的能力として尊重する態度もあり、企業などが個性的な人材という時はほとんど「斬新なアイデアを生み出す能力」のことしか言っていない。その結果、他人に評価されるような個性的な能力を持っていないと感じる者は自信を失い、過度に他者との差異を強調する者や、逆に多様化に対する不安を持つ者、反発する者も生まれた。

 個性化教育を謳っていながらも、日本におけるそれは他者に依存した形でしか成り立っていないため、未だ多くの日本人が多数者に押し流されやすい。例えば、ファッションに関して多くの人は流行を意識している。普段は奇抜な服装をしている者が、就職活動になると急に皆スーツを着る。自分にしかない能力を生かした仕事がしたいと思いながら、一般企業に就職する。企業にとらわれたくないと言って起業しながら、既に行われているサービスを模倣する。声高に自分が変態であると叫ばないとアイデンティティを喪失してしまう。これらはどれも、非主体的な個性を生み出す教育によっているところが多い。

 我々が本気で個性を尊重するならば、他者に依存するのではなく、個が自立することで個性を成り立たせねばならない。それはすなわち、目に見える差異を生み出すことではなく、誰にも流されない強い個を作ることである。そこで今回、強い流れの中をあえて流れとは逆方向へ進むことで、その訓練をする。

 

【実験方法】

滝登りをする。



たどり着いたは、岩手県のとある滝。
最寄り駅の観光案内所に聞いても「そんな滝はない」と言われる。
が、バスに乗って15分、降りてから1時間ほど歩いたところでその滝は現れた。



滝登りには欠かせない、まずは鯉になる。


人魚になっちゃった。



いざ滝登り開始。


雨ニモマケズ、風邪ニモマケズ、滝ニモマケヌ


丈夫ナカラダヲモチ、何ニモ流サレルコトノナイ


サウイフ鯉ニ、ワタシハナリタイ








ナッチャッタ。



これで時代の波に流されない強い鯉になることができた。

 
さて、あまりにも強くなりすぎたエネルギーはどこへ発散すればいいのだ?

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