忍者ブログ
法政大学非公認サークル
[20]  [21]  [22]  [23]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32]  [33]  [35
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


【実験理念】
 我が国の医療体制は世界的にみれば高水準といえるが、最近医療崩壊といわれはじめているのが現実だ。その例がタライ回しである。医療におけるタライ回しとは、患者の元へ救急車でかけつけた救急隊員が、医療機関に受け入れ可能かを問い合わせ、「受け入れの人手・物資が足りない」などの理由で断られることを指す。過去に起きた事件では、2006年8月奈良県で32歳妊婦が約20の病院に受け入れを断られ死亡、2007年12月大阪府富田林市で89歳女性が30の病院に受け入れを断られ死亡などがあり、2008年の総務省の実態調査によると、重症患者の救急搬送にもかかわらず医療機関から48回もの受け入れを拒否されたケースがあった。マスコミでは一方的に病院・医師側が加害者であるかのごとく報道されてしまっているところがあるが、一部例外を除いてかなり多くの例が不可避な理由での「受け入れ不可能」な事例である。
同調査によれば、タライ回しの原因は、傷病者の症状に対処する設備・資器材がない、手術スタッフが不足している、傷病者の症状から手に負えないなどの処置困難が主である。他にベット満床、手術中・患者対応中、専門外、医師不在などがある。これにより主な原因が人員不足・ベッド数などの設備不足であることがわかる。医師不足や病院経営が深刻な問題として浮き彫りになっているとして浮き彫りになっている証拠であるといえるだろう。
 このタライ回しについての全国的な改善策として、医師不足問題に対しては「医療機関同士のネットワーク」「地域の医師会との協力」「医師の拠点病院への集約化」などといった一般的な解決策が実施されつつあるが、今いる医師の数で医療現場を回さなくてはいけないことに変わりはなく、医師の数を増加させるという根本的な解決には至っていない。医療費不足問題に対しては、増額どころか医療費抑制政策や医薬分業政策などで経営が厳しくなっており、患者・国民負担の増大と医師・看護師等の医療を担う人材不足を深刻化し、地域住民の命と健康を脅かすものだと批判する意見が多くみられる。このような国の体制に医師・看護師増、患者負担軽減、国の医療予算増額をもとめる国民の声は止まない。
 医療体制の現状を改善すべきだとわかっていながら、医療費増額や抜本的な国策としての制度や体制の成立を怠っているということは、改善がなされないということは政治家、国民ともに、日本医療への危機感が薄いといっても過言ではない。このままではタライ回しがなくなる日がいつ来るのかわからない。しかしこれ以上タライ回しによる死者を出させるわけにはいかないのは誰もが痛感していることである。そこで我々が反面教師的にタライ回しを行い、タライ回しの現実を目の当たりにさせ、日本医療への危機感を煽らせてみせよう。





【実験方法】
タライを回す。





【実験内容】

奈良県でタライ回しで問題となった
奈良県立医科大学附属病院にて行う。






病院に向かって回す。棒で。








病院内でも回す。棒で。










各自病院になりきりタライを回す。手渡しで。







実験は無事終了。
しかし実験隊長の会員が全くうまく回せなかった。






うまく回せなかった会員は
タライ業者に電話で相談してみた。


  <タライをまわしてもうまく回らないんですが
会員
         
  <はぁ……。棒かなんかで回すんですか。                     
北陸土居工場株式会社

  <そうです。どうやったらうまく回りますか。
 会員

            
<それは聞かれても……たらい回ししないんでねぇ。
わからないですね……。我々に言われても……
どうしたら上手に、…うーん…我々にはわかりかねますね。               
北陸土居工場株式会社







【実験結果】

タライは洗濯用。
人も医療もタライ回しはするべきじゃない。




PR
忍者ブログ [PR]