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法政大学非公認サークル
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理念
 
 情けは人のためならずとはよく言ったものである。これは、他人に親切にすると自分にいいことがある、という意味の諺である。他人に借りを作ったら返さなければならない、というプライド的な側面からも、また「普段世話になっているしな」という人情的な側面からもこの考え方は肯定されるであろう。
ところで、我々法大生はどれほど社会に貢献しているだろうか。くだけた言いかたをすると他人にどれだけやさしく、親切にしているだろうか。我々は自身で考える以上に社会貢献をしているだろう。常日頃から、キャリアセンターの指示通りにボランティアを行い、食器をきれいに片づけ、道を横に広がって歩かないよう心がけている。何とも社会貢献度の高い我々ではないか。法大生の中には、海外ボランティアを行い、貧しいアフリカの子どもたちの劣悪な生活環境を改善したいという思いのために、キャバクラで水商場をしている女性までいるのである。我々の親切心に社会はどの程度全うな評価を下しているのだろうか。どの程度の情けが人のためだけで終わっているのか、いないのかを知るべきである。
花咲かじいさんという日本古来の寓話をご存じだろうか。この話は、親切で優しいおじいさんが可愛がっていた犬が、隣人の意地悪じいさんに殺されてしまうが、犬の灰を桜にかけたところ、満開の桜が咲き大名に褒められる。意地悪じいさんも真似して、灰をかけるも、灰が大名にかかってかえって怒られてしまうというものである。このやさしいじいさんこそ現在の法大生の縮図であり、メタファーではないだろうか。
  同じ桜を咲かせるという行為でも、やさしいおじいさんと意地悪おじいさんで大名の反応は全く違う。桜に灰をかける行為に対する他人の反応は、そのまま普段の自分の行いがどう評価されているかを表すのだ。そこで、我々は法大生の代表として全国の桜に愛犬の灰をかけてまわり、社会が、いや日本中の人間が我々の社会貢献に対してどのような評価を下すのかを知るとともに、それに対する見返りを与えるチャンスを提供しようではないか。



方法
犬の肉を燃やして灰にし、鹿児島から東京まで各地の桜の名所で灰を撒き、桜の花を咲かせる。




昔話・花咲かじいさん
仔犬を拾い大事に育てた善良な老人。しかし仔犬は強欲な隣人に殴り殺されてしまう。

埋葬のために善良な老人が仔犬の亡骸を燃やしてできた灰を撒くと花が満開になり、
たまたま通りがかった大名が感動し、老人をほめて褒美を与えた。

隣人がまねをするが、花が咲くどころか大名の目に灰が入り、
悪辣な隣人は無礼を咎められて罰を受けた。

 

犬の灰を桜前線にそって撒いていけば、日本中の桜の花が満開になり、偉い人が頭をナデナデして金一封をくれるに違いない!!




1日目  鹿児島県 桜島
鹿児島で購入したママチャリにまたがって、
桜の文字を冠した今企画にピッタリの島から出発。

新萌岳が噴火をする前に先を急ぐ。





3日目  熊本県 熊本城
外気は肌寒く客足も少ない熊本城に500円を払って入城。
満蕾みの桜に灰を撒く。


偶然知り合った老夫婦に夕飯をごちそうになる。
泊まる気満々で風呂を借りたいと言おうとした矢先、

「さぁてと、今日はこのあとどこまで行くね?」

などと白々しく言われ、
「え?お宅の寝室までですけど」なんて言える度胸はなく、
心の中で思いつく限りの悪態をつきつつ退散。





4日目  福岡県 小倉城
神々しい光を放つ博多の屋台をしり目に黙々と実験。
酔っ払いが絡んできたので、こいつにも取り敢えず灰を撒いて逃げる。





6日目  山口県 岩国市錦帯橋
鬱蒼とした山々と田んぼと民家しかない山口県。
稀にあるコンビニはどれもポプラ。このくそド田舎でも犬の灰を散布。

連日の雨で、野宿をしてもまともに眠れない日が続く。靴下が乾かない。





8日目  広島県 福山城
秘密の県民ショーいわく、原爆の影響で血の気が多く低俗だという広島県民たち。
企画を見咎められ、暴走族に轢き殺されてお好み焼きにされては困るので、足早に広島を出る。





10日目  兵庫県 姫路城
阪神淡路大震災から十数年。地震の影響など毛の先ほども感じられない街だった。


日本は強い国。みんなでやれば乗り越えられる。
日本の力を信じてる。
万歳!君を好きでよかった。サムライソウル。





11日目  大阪府 西の丸公園
灰を撒いていると関西人から猛烈なツッコミの嵐をあびる。

「何やってんねん!」
「(灰が)かかるやろ、どアホ!気ぃつけや」
「やめろや、すっとこどっこい!」

「いやいや、枯れ木に花を咲かせま・・・」

「知るかボケ、死ね!」

あまりボケたつもりはなかったのだが、熱烈な歓迎であった。





12日目  愛知県 岡崎公園
灰を撒いてきた地域は順調に開花宣言がされている。
しかし東京の開花予想が数日早まり、開花までに東京の桜に灰を撒けるかギリギリ。





15日目  東京都 皇居
朝4時27分。
徹夜でママチャリをこぎ続け皇居に到着。
万感交到るとはこのことかと思いつつ、偉い人の家の桜に灰を撒く。

そして同日朝9時、東京での開花宣言。




15~18日目  東京都 皇居
開花宣言から数日間、
偉い人が頭をナデナデして金一封をくれるのを皇居の門前で待ち続けるも一切の音沙汰がない・・・。
おっかしいなぁ。

そこへ…「ちょっときみ!」

(ついに来たか!)

「何日もここで何をしているいるんだ!!身分証を提示しなさい!」

期待はずれも甚だしく現れたのは警官。さらに数時間に及ぶ取り調べをされる。



どうやらオレは偉い人に褒められようと強欲な行動をしていたらしい。 悪辣な隣人は無礼を咎められて罰を受けた。とほほ・・・。


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