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法政大学非公認サークル
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ドラマによくあるあの方法で日本の過疎に立ち向かえ!

【実験理念】

 過疎地域では、地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域と比較して低位になっているのが現状である。また過疎地域における問題として具体的には、「集落崩壊」や「耕作放棄・山林の不在地主化」などが挙げられる。

 「過疎」に対しては国単位ではもちろん地域ごとや小さなコミュニティーでも、様々な取り組みが行われている。例えば、まちづくりの研究グループとして日本全国で活動している「過疎を逆手にとる会」。この団体は過疎地域を応援し、「沸騰ワークと夢が勝負」「熱党ワークをつくれ」などのスローガンをかかげて、過疎と向き合い、内発的発展を目指している。

 この内発的発展は「その地域の風土的個性を背景とし、その地域の共同体に対して一体感を持ち、地域の行政的・経済的自立と文化的独立性とを追及する」ということであり、これは過疎地域における問題解決のために必要なものである。地域からの国際化を提唱しているチャドウィック・アルジャーも著書の中で「人々は道徳的責任と政治的影響力を感じ、そして実際にそれを実現してゆくためには、極めて小さな単位の場を提供する必要がある。参加を可能にする社会があって初めて参加型の民主主義が実現する。」と、内発的発展の重要性を述べている。

 しかし、このように過疎化問題に真摯に取り組む人々がいる傍ら、やはり日本全国が高齢化しているためか、過疎地域が増えるにつれ、その地域は廃れていってしまう。現代の若者が利便性を求めて地方を出てきてしまうために、活気が減ってしまうことも要因としては大きいであろう。

 よって、現代の若者である我々が自ら過疎地域の素晴らしさを肌で感じ、それを他者に伝えることとしよう。実地には内発的発展や積極的参加による活性化を目指して活動し始めた過疎地域を選び、現在注目されている方法が実際どのように行われているのかを確かめる。また、伝える際には一般的なメディアよりも心に響き、珍しい・あまりやられていない手法をとることにより、より一層効果的に、その地域の自立促進・住民福祉の向上・地域格差の是正などに寄与することを目指したい。

【実験方法】

過疎化の進んでいる島から、その島の素晴らしさを記した紙をビンに入れ、海に流す。

【当日】

自分なりに出来る精一杯のことに取り組むべく、我々は瀬戸内海のとある島へ向かった。

東京から電車・船を乗り継ぎ約三日、はるばるやってきたその島は、島民約30人(島一番の若者は50歳くらいの漁師)、建物といえば民家と墓しか目に付かないような、過疎化が進んだ島であった。

島のアピールビラを作成するも、島の良さが見つからず作業は難行する。とりあえず何か魅力的にしようと宝の地図を描くが、地図には森と家と墓しか描けず、魅力ゼロ。島民を増やそうと不動産のチラシも作ってみる。「情緒溢れる建物」「空家多し」・・・廃墟も言葉を変えるとこんなに印象が変わるものだ。ビラ作成中、島が高齢者ばかりなためか、血の気の多い若者である我々に物凄い量の蚊がたかってきて、相変わらず難行し続けた。

  

いよいよ海へビンを投げる。が、腕力がなかったためにコントロールを誤り、ビンは岩場へ飛んで行って割れてしまった。そして中に入れていた島の婆様の似顔絵(上中図)が海上をぷかぷか・・・もちろん投げた会員は周りから猛批判を受けたが、つみつくりの虚弱化を再認識し、省みるきっかけとなった。
                   

【総括】

ビンが割れては島の良さを外部に発信できない。それどころか、紙とビンを海に捨て、ささやかな環境破壊をしただけになってしまった。

 

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